2023.04.15 08:35
朝ドラ「らんまん」万太郎が学問所「名教館」に初登校!撮影地は高知県佐川町の青源寺 本紙記者が撮影したロケ風景をどうぞ!【web限定・写真特集】
槙野万太郎が名教館に初登校する場面の撮影風景。右から松坂慶子さん、小林優仁さん、寺脇康文さん。ロケは佐川町の青源寺で行われた
高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士を主人公のモデルにしたNHK連続テレビ小説「らんまん」。今週から第2週「キンセイラン」が始まりました。
9歳になった主人公の槙野万太郎(小林優仁さん)は、学問所「名教館(めいこうかん)」に通うことになります。祖母のタキ(松坂慶子さん)に手を引かれ、名教館入り口へと続く階段を上がっていると、謎の男(寺脇康文さん)に水をかけられて…。
この階段、実は牧野博士の出身地、佐川町にある青源寺というお寺の石段です。昨秋、現地でロケが行われました。ドラマの中では短い場面ですが、違う角度から何度も撮影したり、刻一刻と変わる太陽光の当たり具合を調整したりと、3時間以上かけて撮影が行われました。
ちなみに名教館は佐川町にかつて実在した郷校です。1772年に佐川領主の深尾家が家塾として創設し、佐川尋常小学校の母体になりました。牧野博士のほか、宮内大臣の田中光顕らが学んだことで知られています。現在も玄関部分などが佐川町の上町(うえまち)地区に残り、観光施設になっています。
記者が撮影したロケ風景の写真特集をどうぞ!
万太郎の手を引き、名教館の門をくぐるタキ
多くのスタッフが関わり撮影が進んだ
万太郎やタキが謎の男と出会う場面の撮影
佐川町の青源寺の石段を活用して行われたロケ風景
観光施設となっている現在の名教館の外観
「らんまん」をもっと深く、もっと楽しく! 牧野富太郎博士の特設サイトはこちら!