2023.04.08 19:06
寺地防衛、井上拓が新王者 那須川はデビュー戦快勝
6回、与那覇勇気(左)を攻める那須川天心=有明アリーナ
ボクシングのダブル世界タイトルマッチ各12回戦が8日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(BMB)はWBA4位のアンソニー・オラスクアガ(米国)に9回58秒TKO勝ちを収めた。WBAが初、WBCは2度目の防衛に成功した。
戦績は寺地が21勝(13KO)1敗、オラスクアガが5勝(3KO)1敗。
WBAバンタム級王座決定戦は同級1位の井上拓真(大橋)が同級2位のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に3―0で判定勝ちし、新王者になった。戦績は井上拓が18勝(4KO)1敗、ソリスが35勝(16KO)7敗1分け1無効試合。
前座ではキックボクシングで活躍した那須川天心(帝拳)がプロボクシングデビューし、スーパーバンタム級6回戦で日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)に3―0の判定で快勝した。