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2023.04.06 17:55

辺野古付近でジュゴンのふん 沖縄県、国に調査求める

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 沖縄県名護市辺野古近くの海域で採取されたジュゴンのふん=2022年7月(沖縄県提供)

 沖縄県は6日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設工事が進む名護市辺野古近くの海域で、絶滅危惧種の海獣ジュゴンのふんが見つかったと発表した。周辺に生息する証拠だとして、防衛省沖縄防衛局に詳しい調査を求める方針だ。


 マリンレジャーをしていた人が昨年7月、移設工事の護岸から南西に約3キロの海域で見つけ、県がDNA解析していた。県の担当者は「形が崩れておらず、近い海域で排せつしたとみている」と話す。


 松野博一官房長官は記者会見で「沖縄防衛局はジュゴンへの影響に配慮して工事を進めてきた。引き続き適切に対応していく」と述べた。

(c)KYODONEWS

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