2023.04.06 10:15
バフムト「相応の決断」も ゼレンスキー氏、撤退示唆
ポーランド・ワルシャワで演説するウクライナのゼレンスキー大統領=5日(共同)
【ワルシャワ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、東部ドネツク州の激戦地バフムトを巡り、自国兵士が危機にひんすることになれば「相応の決断」をするだろうと述べ、撤退の可能性を示唆した。「重要なのは兵士の命を失わないことだ」と強調した。ポーランドの首都ワルシャワで、同国のドゥダ大統領との共同記者会見で述べた。
ドゥダ氏はポーランドが既にミグ戦闘機8機を供与したと表明。さらに6機を提供できると述べた。一方、ウクライナが欧米に求めてきたF16戦闘機の供与について、ポーランド政府高官は「そのような決定をする段階にない」と説明した。