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2023.04.06 10:05

「未来志向」へ日韓腐心 92年京都会談、懸案先送り

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 【ソウル共同】韓国外務省は6日、1991~92年の外交文書を公開した。盧泰愚大統領の92年11月の京都訪問で宮沢喜一首相(いずれも当時、故人)との「格式にとらわれない会談」実現を図るため、前年明るみに出た旧日本軍の従軍慰安婦問題など懸案を先送りした状況が明らかになった。両国外交当局が「未来志向の関係」演出に腐心した一端が垣間見える。


 宮沢氏は92年1月、ソウルでの盧氏との会談で慰安婦問題に関し「衷心よりおわびし反省する」と表明。頻繁な往来も申し合わせた。文書によると、韓国側は11月に実現した会談を「65年の国交正常化以降、初の格式張らない会談」と呼び、成果を強調した。

(c)KYODONEWS

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