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2023.04.05 12:05

若田飛行士「経験、仲間と共有」 3月に宇宙から帰還

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 オンラインで記者会見する宇宙飛行士の若田光一さん=5日

 3月に国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一飛行士(59)が5日、米テキサス州のジョンソン宇宙センターからオンラインで記者会見し「自分の経験を仲間の宇宙飛行士と共有し、日本の有人宇宙活動の発展に寄与したい」と語った。


 若田さんは昨年10月、米フロリダ州のケネディ宇宙センターからISSに出発。新型太陽電池パネルの設置準備のため2回の船外活動に取り組んだほか、月面探査車の開発を見据えた実験もこなした。現在はジョンソン宇宙センターで筋力やバランス感覚を回復するためのリハビリ中という。


 若田さんは、自身初となった船外活動を「地球や星々が輝いていた。船内からとは全く違う広い視野を自分の目前に見ることができた」と振り返り、ISS滞在中の2月に誕生したJAXAの新たな飛行士候補の諏訪理さん(46)と米田あゆさん(28)に対し「世界の有人宇宙活動の最先端を見て学んで、自らの資質や能力を高めてほしい」とアドバイスした。

(c)KYODONEWS

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