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高知新聞PLUSの活用法

2023.03.24 08:40

ようすけさん、電車通りのエモい撮り方は?高知市のインスタグラマーがスマホ活用本で写真術伝授

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出版した本を手に「もっと高知を発信したい」と話す山崎洋輔さん=左=と妻の実咲さん(高知新聞社=山下正晃撮影)

出版した本を手に「もっと高知を発信したい」と話す山崎洋輔さん=左=と妻の実咲さん(高知新聞社=山下正晃撮影)

 インスタグラムなどで情報発信している高知市在住の「ようすけ」(本名・山崎洋輔)さん(29)がこのほど、スマートフォンの活用術をまとめた書籍を出版した。高知のインスタグラマーらしく、同市の電車通りや五台山からの夜景を題材に「エモい撮り方」などを紹介している。

 ようすけさんは土佐清水市出身で、スマホ活用術を週2回ほど発信。フォロワー数は17万人超を誇る。こうした人には、影響力を見込んで企業から商品PRなどを頼まれることも多く、インフルエンサーと呼ばれることも。今回、投稿に目を留めた宝島社から書籍化を提案された。

 「人気インスタグラマーようすけの1分でわかる! iPhone便利術&写真術」。花火や月のきれいな撮り方や、LINE(ライン)で通知音を鳴らさずメッセージを送る方法など、知っておくと役立ちそうな技を丁寧なイラスト付きでまとめている。

 「機械の知識は人並みだけど、なぜか『これ、スマホでどうやるが?』とよく聞かれて、検索して知識を増やした」と笑うようすけさん。4年前に地元金融機関を退職し、元同僚で妻の実咲さん(33)とともに独立した。

 「スマホ活用術は役立つし、注目度も高い」と2021年12月に開設したアカウントはもくろみ通り3カ月でフォロワー1万人を突破し、1年足らずで10万人の大台を超えた。夫婦で運用している別のアカウントでは、訪れた喫茶店など高知の情報も発信中だ。

 「高知はとにかく景色がきれいで、ごはんがおいしい。欠点は仕事の選択肢が少ないことだったけど、時代は変わった。こんな働き方もあるとアピールして高知を盛り上げたい」と話している。

 書籍はA4判112ページで、1480円。ネット通販のアマゾンや楽天、高知蔦屋書店、金高堂書店などで販売している。(川田樹希)

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