2024年 05月15日(水)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.03.17 17:18

希望者なく文楽研修ピンチ 4月28日まで募集延長

SHARE

 研修生(右)を指導する人形遣いの吉田簑二郎さん=大阪市の国立文楽劇場

 伝統芸能の人形浄瑠璃文楽の演者を養成するため、予定していた研修への応募者がなく、締め切りを4月28日まで延長する異例の事態になっている。国立文楽劇場(大阪市)の関係者は「技術や芸をつないでいくため、興味を持った若者は手を挙げて」と呼びかけている。


 応募資格は中学校を卒業した23歳以下の男性。演者は物語や登場人物のせりふを語る太夫、三味線、人形遣いに分かれ、研修生はプロに2年間、無料で指導を受ける。


 研修3期生の人形遣い吉田簑二郎さん(68)は「表現で誰かを喜ばせたいでも、人形が好きでも、きっかけは構わない」と志望者の出現を期待する。詳細は日本芸術文化振興会ホームページで。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月