診察中に心肺停止、勾留中の被告死亡　高知刑務所

2023.03.17 08:31

診察中に心肺停止、勾留中の被告死亡　高知刑務所

高知新聞社

　高知刑務所（高知市布師田）は１６日、起訴後勾留中の５０代男性が１４日に所内で医師の診察を受けていて心肺停止となり、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。高知地検が司法解剖したが、死因は特定できていない。同刑務所は職員の対応や管理態勢に問題はなかったとしている。

　同刑務所によると、男性は精神疾患があり、定期的に診察と服薬治療を受けていた。１４日も定期診察があり、男性は所内の診察室に入ってすぐの午前９時５０分ごろ、問診中に意識レベルが低下し、心肺停止状態となった。医師が自動体外式除細動器（ＡＥＤ）などで救命措置を行ったが、病院で死亡が確認された。

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