2023.03.09 08:25
東大施設・小石川植物園でミニ牧野富太郎展 資料とパネルで業績紹介
牧野富太郎博士の資料が並ぶ小石川植物園のミニ企画展(東京都文京区)
同園は東京大学の付属施設。明治後期から昭和初期まで37年間は東大の植物学教室が置かれ、牧野博士が助手・講師として研究や学生の指導に当たっていた。
「牧野富太郎と小石川植物園」と題した企画展は、園内の柴田記念館で開催。博士の最初期の業績である「ヤマトグサ」命名の際に根拠となった標本(複製)や、緻密な植物画を掲載した明治時代の「大日本植物志」など、園が所蔵するゆかりの資料が並ぶ。また、パネル展示で牧野博士の業績や、日本の植物学の歴史を紹介している。
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