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2023.03.06 20:18

政府、小麦値上げ5%軸に調整 4月以降の売り渡し価格を抑制

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 農林水産省

 政府が4月以降に国内製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格について、ルール通りに算定すると今と比べて13%程度となる値上げ率を5%程度に抑える方向で調整に入ったことが6日、分かった。値上げ率を圧縮することで小麦が原料となるパンや麺類の値上げを抑え、物価高で苦しむ家計の負担を和らげるのが狙い。


 岸田文雄首相が先月24日の「物価・賃金・生活総合対策本部」の会合で、野村哲郎農相に指示していた。政府は詳細を詰め、週内に公表する見通しだ。


 関係者によると、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で国際価格が異常に高騰した分を除く方法を採用することで、5%程度の値上げに抑えられるという。

(c)KYODONEWS

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