2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.03.06 05:26

テント生活なお150万人 地震1カ月、トルコ被災地

SHARE

 トルコ南部ガジアンテプ県ヌルダーでテント生活を送る被災者=3日(共同)

 【ガジアンテプ(トルコ南部)共同】トルコ・シリア大地震は6日で発生から1カ月。トルコではプレハブを使った仮設住宅の設置場所が209カ所まで拡大し、約4万6千人が入居できた一方、今なお150万人がテント生活を余儀なくされている。被害が甚大な南部ハタイ県では支援に遅れも出ている。政府は復興住宅の建設に力を注ぐが、避難生活の長期化は避けられない状況だ。


 死者は両国で計5万2千人を超え、歴史的な大惨事となっている。特にシリア側では支援が十分に行き届かず、国際社会の課題にもなっている。


 トルコ政府によると2月6日の地震以来、余震は1万3千回を超えた。アナトリア通信によると、倒壊したか、損傷が激しい建物は22万7千棟以上となった。3月5日には南東部シャンルウルファで損傷していた建物が崩壊し、負傷者が出た。


 既に210万人以上が安全な地域に避難しているが、被災地に残っている人も多い。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N国際

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月