2023.03.04 04:33
石油施設で火災、17人死亡 ジャカルタ、住宅地に延焼
石油貯蔵施設で3日夜に発生した火災で、消火活動する消防士ら=4日、ジャカルタ(ゲッティ=共同)
【ジャカルタ共同】インドネシアの首都ジャカルタにある国営石油会社プルタミナの石油貯蔵施設で3日夜、火災があった。軍などによると、火災は住宅地にも広がり、17人が死亡、約50人がけがを負った。
地元メディアによると、住民らが複数回の爆発音を聞いた。周辺は住宅が密集しており、多くの住民が避難した。負傷者は背中や腕のやけどなどで治療を受けた。
プルタミナによると、火災が起きたのは同社ガソリンスタンドの需要の25%を賄う主要施設で、1974年から稼働している。他の施設の備蓄により燃料供給に問題はないと説明し「事態を繰り返さないよう、社内で検証する」とした。