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2023.03.03 08:35

高知の薬剤師、トルコで奔走 田野病院の斉藤さん援助隊活動 大地震復興「長い支援を」

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国際緊急援助隊が設置した野営病院。奥に見えるモスクの右の塔は地震で折れていた(現地写真はいずれも斉藤忠男さん提供)

国際緊急援助隊が設置した野営病院。奥に見えるモスクの右の塔は地震で折れていた(現地写真はいずれも斉藤忠男さん提供)

 死者5万人超となったトルコ・シリア大地震は、間もなく発生から1カ月を迎える。その震源地に近いトルコ南部の街に、田野病院(田野町)の薬剤部長、斉藤忠男さん(42)が国際協力機構(JICA)の国際緊急援助隊員として派遣されていた。11日間、野営病院を運営しけが人や病人が担ぎ込まれる現地で、休む間もなく資材管理と患者対応に当たった。「後ろ髪を引かれる思いで帰ってきた。復興に向け、まだまだ長い支援が必要だ」と振り返る。

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