2023.03.01 17:21
全日空が初任給2万円増 航空業界、採用を大幅拡大へ
ANAホールディングスは1日、傘下の全日本空輸に今年4月以降入社する新卒社員の初任給を最大2万円引き上げると発表した。新型コロナウイルス禍からの航空利用の本格回復に備え、優秀な人材を確保する。航空各社はこの日、24年度入社の採用計画を公表し、23年度から規模を大幅に拡大する方針だ。
全日空の初任給は大卒の総合職で23万8557円になる。グループ各社での引き上げも検討している。
各社の24年度採用計画はANAグループが約2700人で23年度入社予定からほぼ倍増。全日空の客室乗務員は4年ぶりに新卒採用を復活させる。
日本航空は約550人、スカイマークは大卒のみで75人程度。