女性記者にキスの警視を高知県警が減給処分　降格

2023.02.28 08:31

女性記者にキスの警視を高知県警が減給処分　降格

高知新聞社

　高知南署の刑事官を務めていた５０代の男性警視が昨年１０月、県内の報道機関の女性記者に同意なくキスをした問題で、県警が警視を減給１０％６カ月の懲戒処分とし、警部に降格させたことが２７日分かった。いずれも１０日付。元警視は事実関係を認めている。わいせつ事件としての立件は見送ったとみられるが、県警は理由を明らかにしていない。

　関係者によると、元警視は同署の生活安全官兼刑事官を務めていた昨年１０月初旬、高知市内の飲食店で女性と飲食。その後、路上で抱きつき、キスをした。女性側が県警に抗議して発覚。元警視は同１１月２４日付で県警警務部付に異動した。

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