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2023.02.28 08:35

女子小学生サッカー高知県勢躍進、高吾ベリーズが全国準V 「びっくり」の快挙喜ぶ

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全国大会で準優勝を果たした高吾ベリーズ(高知市の春野多目的広場)

全国大会で準優勝を果たした高吾ベリーズ(高知市の春野多目的広場)


 高吾地区を拠点に活動する女子小学生サッカーチーム「高吾ベリーズ」がこのほど、滋賀県で開かれた全国大会で準優勝を果たした。望外の快挙に選手たちは「びっくり」「うれしい」と大喜びしている。

 チームは10年ほど前に活動を始め、現在、高知市以西8市町の4~6年生20人が在籍している。選手は普段、それぞれの地元チームで男子に交じりプレー。ベリーズとしては週1回、須崎市の多ノ郷小学校に集まり練習している。

 昨年の県予選を3チーム中1位で通過したベリーズは、全国切符(上位2チーム)のかかった四国大会を初制覇。2月18、19日の「びわ湖カップなでしこサッカー大会(U―12)」に出場した。

 全32チームによる大会は強豪ぞろいで、「2桁失点しない」が目標だった。ところが、各組4チームで争う予選リーグは、選手も保護者も「まさか!!」と驚く2勝1分けの首位通過。勢いそのままに決勝トーナメント初戦を1―0、準決勝を0―0のPK戦(12―11)の末、勝ち上がった。

 決勝は大阪府のチームに0―2で敗れたものの、チーム最多の5得点を挙げた畠中菜千さん(12)=久礼6年=は「初出場で準優勝できたことを誇りに思う」と笑顔。全6試合を通じ好セーブを連発したゴールキーパーの寺田望遥さん(12)=具同6年=も「自分らより力が上のチームが多かったけど、いい結果が出せた」と胸を張った。

 「気合、根性、諦めない心」で大舞台で輝いた選手たち。日頃から1対1で負けないことを意識するよう指導しているという西村卓朗コーチ(44)は「練習の成果が出た。テクニックや判断力も引けを取っていなかった」とイレブンの成長を実感。キャプテンの川原未夢(みゆう)さん(12)=多ノ郷6年=は「うれしいけど悔しさも残る。将来は海外でプレーする夢があります」と、一層のレベルアップを誓っていた。(谷川剛章)

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