2023.02.25 08:45
宴会場をシェアオフィスに 高知サンライズホテル改装 アウトドア感も漂う
テントなどがありアウトドア感の漂うシェアオフィス（高知市の高知サンライズホテル）
オフィス運営は同ホテルと岡村文具（高知市）、起業支援のツクリエ（東京）の共同事業体が担う。同事業体によるシェアオフィスは、２０２１年５月の高知市帯屋町２丁目のアーケード街に続いて２カ所目。
ホテル５階の２００平方メートルと２階の４０平方メートルを改装し、７・７～２６・４平方メートルの４室を用意。Ｗｉ―Ｆｉや複合機を備え、月額会費７万７千～２４万２千円で賃貸する。うち２室は関西のＩＴ会社とウェブ漫画会社への貸し出しが決まっている。
共同スペースは両階にあり、月額１万９８００円から、高知城を臨む大テーブルやオンライン会議用の防音ブースなどが自由に使える。ホテルに宿泊しながら働くワーケーションでの活用も見込んでいる。
２４日に内覧会が開かれ、同ホテルの古谷文平営業本部長は「コロナ下で全国どこでも仕事ができる環境が整ってきた。ここを拠点に利用者同士が交流して新しいサービスが生まれたらいい。中山間地域にも人や企業を呼びこみたい」と話した。（蒲原明佳）
