2023.02.24 18:35
西鉄が仮想空間に博物館 国内初、運転操作体験も
西日本鉄道が仮想空間に開設する博物館「にしてつバース」
西日本鉄道は25日、インターネット上の仮想空間「メタバース」で国内初となる鉄道とバスの博物館「にしてつバース」を開く。運転席のスイッチなど細部まで再現した車両を展示し、利用者は自分の分身「アバター」で操作体験ができる。利用は無料で、若いファンを獲得するのが狙いだ。
現役で活躍する鉄道とバスの計12種類の車両を配置。写真などの展示エリアもある。1975年にデビューした鉄道の通勤車両「5000形」は運転席に入り、ドアの開閉やワイパー、ランプの点灯の操作が可能。
林田浩一社長は「福岡の街に来てもらい、リアルな(鉄道やバスの)利用につなげたい」と意気込んでいる。