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2023.02.22 08:36

仏ソムリエら土佐酒を学ぶ 高知県が招待、司牡丹など4蔵巡る

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司牡丹酒造の日本酒をテイスティングするフランスのワインソムリエら(佐川町の同社)

司牡丹酒造の日本酒をテイスティングするフランスのワインソムリエら(佐川町の同社)

 フランス人のワインソムリエらが21日、佐川町甲の司牡丹酒造を訪れて酒造りの工程を学び、試飲した酒の風味を高く評価した。同国での土佐酒の認知度向上や輸出拡大を目指す県の招待で、22日まで同社を含め県内4蔵元で研修する。

 招待されたのは、フランスで2017年から開催されている日本酒コンクール「Kura Master」の審査員6人と運営委員ら。司牡丹にはこのうち、ソムリエのドミニク・ラポルトさん(50)と、レストランオーナーのマルコ・ペルティエさん(48)が訪れた。

 2人は同社の貯蔵庫や麹室(こうじむろ)を見学し、温度管理などについて熱心に質問した。日本酒やユズリキュールなど5種のテイスティングも行い、香りや口当たりなどの項目ごとに評価。「高知の日本酒はフランスでもだんだん注目されており、その評判が確かだったと分かった」「全体的に仕事が丁寧。非常に細かく味や香りをつくろうとしていることが飲めば分かる」と褒めたたえていた。

 今回の研修ではこのほか土佐酒造(土佐町)、浜川商店(田野町)、亀泉酒造(土佐市)などを巡る。(楠瀬健太)

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