2023.02.20 08:48
小田俊平(兵庫)初V 女子・柿沼久代(東京)も初―高知龍馬マラソン2023
男子の2位には2014年大会優勝の山崎竹丸(高知市)が2時間20分44秒、3位には前回20年大会王者の山口純平(東京)が2時間24分0秒で入った。青山学院大勢は、主将の志貴勇斗が2時間24分43秒で4位となるなど5人が入賞した。
女子は山田高3年の西村春陽が、3時間1分40秒で2位に入る健闘。3位は3時間2分34秒で走った森野夏歩(長崎)だった。
(午前9時現在のコンディション=曇り、気温12・3度、湿度88%、西の風1.8メートル)
笑顔でポーズを取る男子の部入賞者(春野陸上競技場=佐藤邦昭撮影)
表彰式で受け取った花束を振る女子の部入賞者(春野陸上競技場=佐藤邦昭撮影)
【男女レース経過】
男子は青学大勢が5キロ17分台にペースを抑えて走る中、スタート直後は山口純平(東京)や山崎竹丸(高知市)、棚橋建太(南国市)の歴代優勝者を中心に10人ほどが先頭集団を形成。しばらく山口が引っ張ったが、10キロ付近までに青学大OBの小田俊平(兵庫)、山崎、山口、浜口純平(高知農高)、池田麻保呂(愛知=中土佐町出身)の5人に絞られた。
その後は小田と山崎が前に出た。20キロを過ぎて山崎が遅れ始めると、差は徐々に拡大。30キロ以降は小田が独走しそのままゴール。2位に山崎、3位に山口が続いた。
自重していた青学大勢は、30キロ地点から一部選手がスピードを上げ、4位に志貴勇斗、5位に神田大地、6位に佐藤有一が食い込むなど、5人が1桁順位でゴールした。
女子は柿沼久代(東京)が5キロ20分前後のペースを刻み、唯一の3時間切りでゴール。西村春陽(山田高)も自分のペースを守って2位に入った。3位に森野夏歩(長崎)が続いた。
□「高知龍馬マラソン2023」写真ページはこちらから(2月22日頃掲載)