室戸市庁舎　住民投票で「補強」多数　投票率４６・４３％、尊重義務の５０％届かず　市長「再検討」

2023.02.20 08:39

室戸市庁舎　住民投票で「補強」多数　投票率４６・４３％、尊重義務の５０％届かず　市長「再検討」

高知新聞社

住民投票の結果を受け報道陣の取材に応じる植田壮一郎市長（室戸市役所）

　高知県室戸市庁舎の移転建て替えか現庁舎の耐震補強かを問う住民投票は１９日実施され、補強が３４７８票と有効投票の６９・７８％を占め、移転の１５０６票を１９７２票上回った。ただ投票率は４６・４３％で、市長と市議会に結果の尊重義務を課すとした５０％に届かず、植田壮一郎市長は「移転と補強両方を視野に、議会などと再度検討する」と方針の明言を避けた。…

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