2023.02.20 08:20
【写真10カット】高知龍馬マラソン 6988人が3年ぶり力走 男子優勝は小田俊平、女子は柿沼久代
6988人が出場し、3年ぶりに開催された「高知龍馬マラソン2023」のスタート(高知市の県庁前=佐藤邦昭撮影)
高知県内最大の市民マラソン大会「高知龍馬マラソン2023」(高知陸上競技協会、県、高知市、南国市、土佐市、高知新聞社、RKC高知放送など主催)が19日、高知市の県庁前をスタートする42・195キロの日本陸連公認コースで行われた。新型コロナウイルスの影響による2度の中止を挟み、3年ぶりとなったレースには、8007人がエントリー。うち6988人が出走し、94・7%に当たる6621人が完走した。
午前8時40分から、子どもや車いすの人も走る「ファンラン」がスタート。206人が電車通りや帯屋町のアーケード街を駆け抜けた。フルマラソンは同9時発、9時10分発の2組に分かれて県庁前をスタートし、春野陸上競技場のゴールを目指した。
スタート直後は曇り空から小雨も落ちたが、正午までには雨が上がって気温も上昇。高松地方気象台から「春一番」が吹いたとの発表があった。沿道から拍手や声援を送る観客の姿も3年ぶりに戻り、力走するランナーを勇気付けた。
男子は小田俊平(兵庫)が2時間19分40秒、女子は柿沼久代(東京)が2時間56分58秒で、いずれも初優勝を果たした。(井上太郎)
※全完走者の記録は22日付紙面で掲載を予定しています。
【お礼】
高知龍馬マラソン2023は19日、無事終了しました。県民の皆さまの交通規制へのご理解とご協力、沿道のご声援など各方面のご支援に対し、厚くお礼申し上げます。(高知龍馬マラソン実行委員会)
県庁前のスタート
県庁前のスタート