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2023.02.17 19:29

大手電力の不正閲覧、大幅拡大 中部37万件、関西15万件

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 大手電力各社による競合企業の顧客情報不正閲覧問題が17日、一段と拡大した。中部電力ミライズは37万3584件、関西電力は15万件、中国電力ネットワークは11万3357件の不正が確認されたとそれぞれ発表。経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会が九州電力に立ち入り検査を行ったことも分かった。経産省が各社への処分を検討している。


 大手電力が不正に閲覧していたのは、電力小売り自由化で新規参入した「新電力」の顧客情報。調査の対象期間を拡大したことなどで、各社とも不正件数が大幅に増加した。関西電では、新たに3人の社員が「関電ガスのPRなどに活用するため」と聞き取りに回答した。

(c)KYODONEWS

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