2023.02.17 19:21
「空飛ぶクルマ」飛行成功、大分 屋外で有人は国内初
大分市で行われた実証実験で飛行に成功した「空飛ぶクルマ」=17日午前(同市提供)
大分市で17日、災害時の物資輸送の手段などとして活用が期待される「空飛ぶクルマ」の飛行試験が行われ、成功した。2人乗りで、国土交通省によると、屋外の有人飛行としては国内初。2025年の大阪・関西万博での実用化を目指す。
飛行試験は航空・宇宙分野の先端技術活用に取り組む岡山県倉敷市の一般社団法人「MASC」が大分市内の海岸で実施。機体は高さ約30メートルまで浮上し、約400メートルの距離を約3分半で飛行した。機体は電動で、高さ約1・7メートル、幅約5・6メートル、重さ約430キロ。