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2023.02.17 08:40

秋以降に「移動交番車」導入へ 中山間や被災地の拠点に 2023年度高知県予算案 

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 県の2023年度一般会計当初予算案のうち、県警分(人件費除く)は前年度比0・4%減の50億9200万円。中山間地域などに出向いて巡回や相談、防犯啓発などを行う「移動交番車」1台を導入し、今秋以降に運用を開始する。

 移動交番車は、警察署や交番・駐在所から離れた地域の住民の安全を守ろうと、全国で導入が進んでいる。県警でも、交通手段がなく警察署などに出向くのが難しい高齢者への対応や、過疎集落の見守りなどを充実させるため、651万円でワンボックス車1台を導入する。

 本部地域課によると、集落活動センターなどに駐車して課員が相談に応じたり、被害届や遺失・拾得届を受理したりといった業務を想定している。豪雨など災害時には被災地付近に赴いて活動拠点とするほか、レジャーシーズンに海岸や河川を回って事故防止を呼び掛けるなどの啓発も行うという。

 当初予算案は他に、宿毛署の移転関連費2億1600万円(24年度業務開始予定)、室戸署の移転関連費7040万円(25年度業務開始予定)。サイバー犯罪対策強化に向けた資機材導入などの費用として1100万円を計上した。(馬場隼)

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