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2023.02.17 08:31

台湾でよさこい披露 ランタンフェスで「とらっくよさこい」 高知県のチーム4年ぶり参加

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ランタンフェスの会場でよさこい踊りを披露するチーム(台湾台北市=県提供)

ランタンフェスの会場でよさこい踊りを披露するチーム(台湾台北市=県提供)

 台湾の台北市で開かれている国際的イベント「ランタンフェスティバル」(5~19日)にこのほど、高知のよさこいチーム「とらっくよさこい」が参加し、鳴子踊りを披露した。メンバーは「いいPRができた。台湾の方にも高知に踊りに来てほしい」と話している。

 同フェスは旧正月を祝う光のイベントで、新型コロナ禍で3年ぶりの開催。県は2013年から毎年、県内チームを派遣しており、今回が4年ぶりの参加となった。

 同市中心部にある国父記念館の会場では干支(えと)にちなんだ巨大なウサギ型ロボットが輝きを放ち、周辺には高知県が出した坂本龍馬やカツオを模したものなど、日本各地の自治体や企業が出したランタンが並んでいる。

 とらっくのメンバーら35人は5~7日の3日間、同記念館前の本ステージや大通り、ショッピングモールで踊りを披露した。

 メンバーによると、ステージを囲む観客は「高知の祭りよりぎゅうぎゅう」。地元の人々はカラフルな衣装に興味津々の様子で、中にはカメラを手にチームの追っかけをする人も。台北市庁舎前の200メートルの大通りで流し踊りを披露した際には、沿道で掛け声に合わせ、見よう見まねで踊りだす人もいたという。

 「歓声が大きくてうれしかった。言葉は違えどよさこいで一つになれた」と踊り子の山口萌(めばえ)さん(21)。空き時間には屋台を回って楽しんだそうで「楽しげな人や街の雰囲気が高知に似てました」とにっこり。19年のフェスに参加し、今回が2度目の訪台という森涼心(すずみ)さん(18)は「フェスはキラキラしていて近未来的。大好きなよさこいの認知度はまだまだみたいなので、もっと知ってもらいたい」と声を弾ませていた。

 県は会場で、高知の日本酒などもPR。「70回となるよさこいの節目の年に、弾みがついた」と観光客増に期待していた。(浜田悠伽)

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