2023.02.16 11:14
児童手当の所得制限撤廃を 衆院予算公聴会で有識者
衆院予算委員会は16日、審議中の2023年度予算案に関する中央公聴会を開いた。出席した有識者は、児童手当の所得制限の撤廃や、中小企業の社員の賃上げなどが重要だと説明した。中国の軍事的な脅威が高まる中で、防衛力の強化が必要だとする意見も出た。
連合の清水秀行事務局長は、子ども・子育て支援の仕組みは拡充されつつあるが、負担の減少などの実感にはつながっていないと指摘した。児童手当に対しては「保護者の所得の多い、少ないにかかわらず、全ての子どもに支給すべきだ」と提案した。