2023.02.16 10:45
12月の機械受注、1・6%増 2カ月ぶりプラス
内閣府が16日発表した2022年12月の機械受注統計(季節調整値)によると、民間設備投資の指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額は、前月比1・6%増の8519億円と2カ月ぶりのプラスとなった。基調判断は前月の「足踏みがみられる」を据え置いた。
製造業は2・1%増の3941億円だった。原子力関連の受注があった非鉄金属や、半導体製造装置が増えた電気機械が全体を押し上げた。非製造業は2・5%減の4581億円で、前月の大型受注の反動が出た。船舶・電力を含む受注総額は6・5%増の2兆8287億円だった。