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2023.02.16 08:39

【動画】カツオ船団先陣海へ 高知・黒潮町の佐賀漁港

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家族や関係者らの見送りを受け出港する第88佐賀明神丸(黒潮町の佐賀漁港)

家族や関係者らの見送りを受け出港する第88佐賀明神丸(黒潮町の佐賀漁港)



 黒潮町佐賀のカツオ一本釣り船団の先陣を切り、明神水産の第88佐賀明神丸(147トン)が15日、佐賀漁港を出港した。資源の減少や燃油高など一本釣りを取り巻く状況が厳しさを増す中、伝統の船団は11月ごろまで、沖縄周辺から東北沖までの大海原でカツオを追う。

 この日は乗組員22人が、家族や同級生らによる差し入れの食料や酒などを持ち、船に乗り込んだ。見送りに集まった関係者ら約100人は大漁旗が飾られた船に向け、「気を付けて」と声を掛けたり、紙テープを投げたりして送り出した。

 同船は南西諸島の周辺で漁を行う予定。森下靖漁労長(49)は「いつもの年と一緒で、漁を繰り返しようだけ。えい年にします」と話していた。その他の船も順次出港する。

 明神水産では昨年、第83佐賀明神丸(明神学武漁労長、149トン)のカツオ・マグロ類漁獲高が4億5400万円で日本一に。同水産勢としては11年連続で首位を守った。「第88―」は4億100万円だった。(河本真澄)

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