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2023.02.16 08:33

16畳の大凧が青空舞う 2000人が歓声 高知県香南市

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会員ら17人の手によって大空を舞った16畳凧(香南市の野市ふれあい広場)

会員ら17人の手によって大空を舞った16畳凧(香南市の野市ふれあい広場)

 雄大な大凧(たこ)揚げで知られる香南市野市町の「旧正凧揚げ大会」がこのほど、同町深渕の野市ふれあい広場で開かれ、親子連れら約2千人が青空に舞い上がる16畳凧に歓声を上げた。

 同町土佐凧保存同好会が毎年この時期に大会を開いている。11日は風が弱かったが、会員らがタイミングを見計らい、縦横約5メートル、重さ約30キロの16畳凧を風に乗せると、会場からは「たまあ!」と大歓声。「とばし」と呼ばれる、お菓子と交換できるビラが落ちてくる凧もあり、子どもたちは大喜びだった。

 保存同好会の木下洋一会長(66)は「何とか風があって、無事揚げられて良かった」。名物の100畳凧を「(今後は)もちろん揚げたい」といい、「会員を増やし、いろんな人が楽しめる大会を続けたい」と話していた。県内の小中学生がデザインした凧を出品するコンテスト「三世代交流新正凧あげ大会」も開かれ、多くの人でにぎわった。(深田恵衣)

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