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2023.02.16 08:40

ALSOK高知社長が自ら圧力 龍馬マラソン警備辞退要請問題 発覚後に業界団体副会長辞任

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2020年の龍馬マラソンで、大勢のランナーをコース脇で見守る警備員。この時もALSOK高知が業務を受託していた(同年2月16日、高知市浦戸)

2020年の龍馬マラソンで、大勢のランナーをコース脇で見守る警備員。この時もALSOK高知が業務を受託していた(同年2月16日、高知市浦戸)

 19日に行われる「高知龍馬マラソン2023」の警備業務の委託先選定に絡み、高知市の警備会社「ALSOK高知」が共同企業体(JV)に公募辞退を要請した問題で、ALSOK高知の稲田孝明社長が自らJV側に辞退を求めていたことが本紙の取材で分かった。圧力と取れる言動もあり、関係者によると、稲田社長は問題発覚後、県警備業協会の副会長を辞任したという。一連の問題では県の対応のまずさを指摘する声も上がっている。

 大会実行委員会事務局の県スポーツ課によると、大会の警備・交通規制案内業務の委託先を選ぶため、昨年11月28日から公募型プロポーザルを開始。ALSOKと、高知市内の警備会社2社によるJVが企画提案書を提出した。12月24、25日にALSOKがJVに公募辞退を要請。審査当日の同26日にJVから辞退の申し出があり、ALSOKが委託先に選ばれた。

 JVによると、12月19日以降、ALSOK側からJVの代表者となっている警備会社に何度か電話があり、24日に折り返すと、稲田社長から「(公募に)参加されると聞いた。実際どうなのかと思って」「うちが取らせていただいた上で協力関係を築かせていただければ。ご辞退とか可能ですか?」などと尋ねられた。…

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