2023.02.11 18:46
ウクライナ選手らが稽古 白鵬杯前日、宮城野部屋で
ウクライナチームの選手や関係者と記念写真に納まる宮城野親方(2列目左から3人目)=11日、東京都墨田区(代表撮影)
大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が主催する少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」を翌日に控えた11日、東京都墨田区の宮城野部屋でウクライナのチームらが稽古を行った。四股やすり足、てっぽうのやり方を指導した宮城野親方は「戦争で大変な思いをしている中、本当によく来てくれた」と参加を歓迎した。
ウクライナはアマチュア相撲の強豪国で、宮城野親方が「角界の父」と慕う元横綱大鵬で故納谷幸喜さんの父親の母国でもある。今大会には5人の選手が来日。中学3年生のチュグン・エゴールさん(15)は「お相撲さんの日常を見られたので、とても良かった。関取になりたい」と将来の角界入りを熱望した。