2023.02.10 21:19
IOCにロシアの除外継続を訴え ウクライナ五輪委が書簡
ウクライナ・オリンピック委員会のフトツァイト会長(共同)
【ジュネーブ共同】ウクライナ・オリンピック委員会がIOCのバッハ会長や各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)などに対し、ロシアとベラルーシ両国の選手について国際大会の除外継続を呼びかける書簡を送付したことが10日、分かった。各NOCなどの意見を集約し、来年のパリ五輪参加の可否を最終判断する方針。
8日付の書簡で、ウクライナ・オリンピック委員会のフトツァイト会長はIOCがロシアとベラルーシ両国選手の復帰検討を探っていることに対し「ウクライナ人は何らかの形で侵攻に苦しんでいる。両国選手が国際大会に参加すればウクライナ選手の出場が不可能になる」と主張した。