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2023.02.10 09:40

核ごみ最終処分は「政府の責任」 基本方針改定へ、複数地域で調査

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 「核のごみ」の最終処分に関する閣僚会議であいさつする松野官房長官(左)=10日午前、首相官邸

 政府は10日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分に関する閣僚会議を開き、基本方針の改定について議論した。松野博一官房長官は「原子力を活用していく上で極めて重要な課題で、国民が懸念していることの一つ。政府一丸となり、政府の責任で取り組んでほしい」と呼びかけた。処分場選定に向け、国主導で全国の自治体に働きかけを強める。


 選定の第1段階の文献調査は2020年11月に北海道の寿都町と神恵内村で始まったが、他に受け入れた自治体はない。


 改定案は「政府の責任で最終処分に取り組んでいく」と明記し、現在の対象に加えて「複数の地域で文献調査の実施を目指す」と強調した。

(c)KYODONEWS

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