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2023.02.09 08:34

本川キジの肉質上々「脂も乗っておいしい」出荷真っ盛り 高知県いの町

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8カ月ほどで大きく育ったキジ(いの町の本川手箱きじ生産企業組合)

8カ月ほどで大きく育ったキジ(いの町の本川手箱きじ生産企業組合)

 いの町本川地域で、特産のキジ肉が出荷シーズンを迎えている。本川手箱きじ生産企業組合が3月末までに約3千羽をさばく予定で、「例年通り肉質は良く、脂も乗っておいしい」とアピールしている。

 キジは1980年ごろ、旧土佐郡本川村の主導で飼育がスタート。2008年に本川きじ生産組合が立ち上がり、14年に企業組合化した。今年は約4千羽がふ化し、20グラムほどだったひなは約8カ月で雄1・2キロ、雌1キロに成長した。

キジ肉やコロッケ、肉団子などの加工商品

キジ肉やコロッケ、肉団子などの加工商品

 同町葛原の加工場で1月上旬から解体作業を実施。職員ら6人ほどがキジの血を抜き、ゆでて羽根を取り除いた後、もも肉、胸肉、手羽などの部位ごとにカットして冷蔵、冷凍。全国の卸業者や飲食店のほか、ふるさと納税の返礼品として発送している。

出荷時期を迎え解体されたキジ肉

出荷時期を迎え解体されたキジ肉

 同企業組合の山本周児理事長(63)は「歯ごたえがあり、かめばかむほどうまみが出る。焼いて塩を付けて食べるのと、ご飯の上にのせる『キジ重』もお勧め」と話している。

 キジ肉やコロッケなどの加工品は同企業組合ホームページから購入できる。問い合わせは同組合(088・869・2333)へ。(谷川剛章)

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