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2023.02.08 08:33

コッピー紙の歴史たどる 高知県いの町の紙の博物館 明治期の紙や印刷機展示

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吉井源太が開発したコッピー紙など貴重な史料が並ぶ企画展(いの町の紙の博物館)

吉井源太が開発したコッピー紙など貴重な史料が並ぶ企画展(いの町の紙の博物館)

 いの町の製紙家、吉井源太(1826~1908年)が開発した印刷用紙「コッピー紙」の歴史をたどる企画展「源太の紙、世界へ」が、同町の紙の博物館で開かれている。明治時代の源太の日記や紙、印刷機など史料約50点を基に、印刷技術と紙の変遷を紹介している。3月21日まで。

 コッピー紙は、ぬらした薄い紙にインクを写し取って文字を転写する複写機や、謄写版(ガリ版)の用紙に使われた。源太が1877年の第1回内国勧業博覧会に出品した和紙原料の雁皮(がんぴ)を使った薄葉紙は、以後コッピー紙として海外に輸出されるなど、昭和期まで同町の紙産業を支える紙の一つとなった。

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