2023.02.06 08:40
中学3年生が京都で舞妓修業へ 日本舞踊に打ち込む武田りこさん 土佐清水市
最後の大舞台で、舞を披露する武田りこさん。観客から温かい拍手が送られた(土佐清水市民文化会館)
りこさんが日舞を始めたのは小学1年の時。同市浦尻で教室を主宰する祖母、文美さん(67)に師事し、「普段は着られない着物で踊るのが楽しい」とのめり込んでいった。
祖母、文美さん(左)と二人三脚で稽古に励んできた武田りこさん。「一つ一つの所作をしなやかにしたい」と努力を重ねる(土佐清水市浦尻)
昨年1月以降、同市出身の女性がかつて舞妓として活躍していたと知り、ネットなどで調べるうちに自身も舞妓に憧れるように。9月には1週間ほど置き屋に住み込んで仕込みを体験し、花街の厳しさを肌で感じた。…