2023.02.02 12:19
県警ヘリ誤進入でH2A発射遅れ 鹿児島・種子島
鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで1月、H2Aロケット46号機の打ち上げ直前に、県警のヘリコプターが警戒区域に誤って進入し、発射が予定時刻より約1分遅れていたことが2日、県警などへの取材で分かった。県警が進入の原因を詳しく調べている。
県警や宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、予定時刻は1月26日午前10時49分で、当日は発射点から半径3キロ以内の進入禁止に加え、東側に設けられた警戒区域にも10分前から進入が禁じられた。ヘリは同39分ごろから約5分間進入。安全確認のため、ロケットは約1分遅れの同50分に打ち上げられた。