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2023.01.27 20:58

世界初、水空合体ドローン 漁業に活用、実証実験

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 養殖いけすを目指して飛行する「水空合体ドローン」=27日午後、兵庫県姫路市の坊勢島沖

 兵庫県などは27日、空中と水中用の二つの機体を組み合わせ、飛行と潜水、水中撮影を可能にした「水空合体ドローン」の実証実験を、瀬戸内海の坊勢島(同県姫路市)で実施した。県などは水空両用は世界初と説明している。海で養殖中の魚や漁網の効率的な点検など漁業への活用を目指す。


 水空合体ドローンはKDDIの子会社「KDDIスマートドローン」などが開発し、全長約1・6m、重さ約26キロ。空中ドローンの機体下部にカメラ付きの水中ドローンを収めている。


 この日は、島の港から近海のいけすまで約2キロを飛行させ着水。水中ドローンを切り離して海中を撮影し、船上の端末に送信した。

(c)KYODONEWS

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