2023.01.24 17:33
ロ参謀総長「戦後最大の困難」 ウクライナ高官、解任続く
ロシア国防省の会合に出席したプーチン大統領(左)とゲラシモフ参謀総長=2022年12月、モスクワ(タス=共同)
ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長はロシア紙が24日報じたインタビューで、ウクライナ侵攻について「現代のロシアがこのレベルの集中的な軍事行動を取ったことはなかった」と述べ、ロシア軍が第2次大戦以降で最大の困難に直面していると認めた。24日で侵攻から11カ月となった。
一方、ウクライナ国防省は、軍の食料調達を巡る汚職疑惑が報じられたことで、後方支援担当のシャポワロフ次官を解任。人道支援用に寄付された車を私的に流用したと指摘されたティモシェンコ大統領府副長官も23日付で解任された。汚職疑惑による高官の相次ぐ引責は、ゼレンスキー政権に打撃となりそうだ。