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2023.01.22 08:40

〝こたつSUP〟や特産の茶を生かしたランチ…仁淀ブルー観光、改善へ体験会 高知県仁淀川町

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〝こたつSUP〟を楽しむ観光モニターら(仁淀川町の土居川)

〝こたつSUP〟を楽しむ観光モニターら(仁淀川町の土居川)

 仁淀川町の観光課題改善に生かそうと、同町観光協会と町内の事業者が首都圏の経営者らをモニターとして招き、20日から2泊3日の観光体験会を実施している。町内での宿泊や飲食、仁淀ブルーでのレジャーを通じて率直な意見を聞き、観光振興のヒントを探る。

 体験会は初開催。近年、仁淀ブルー目当ての観光客が町を訪れるようになったものの、事業者らから「地元に金が落ちていない」「もてなし態勢が不十分」などの声が上がっていた。誘客のターゲットとなる金銭的に余裕がある層をモニターとして招いた。

 モニターは30、40代が中心の経営者や大手企業社員ら7人。21日は中津渓谷のガイドツアーを楽しみ、特産の茶を生かしたランチに舌鼓を打った。3人は仁淀川の支流、土居川で、畳を敷いたSUP(スタンドアップパドルボード)上でこたつに入り、仁淀ブルーを優雅に漂うレジャーを楽しんだ。

 起業支援などに取り組む一般社団法人「festivo」(東京都)の代表理事、塚本貢也さん(44)は「非日常で極上の体験ができた」と〝こたつSUP〟を絶賛。事業者や観光協会職員らに「これは安売りせず、グランピングなどと組み合わせて高価格帯で勝負すべきだ」などの意見を伝えていた。(楠瀬健太)

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