2023.01.18 23:18
米、12月卸売物価6・2%上昇 1年9カ月ぶり低水準
米ワシントンにある連邦準備制度理事会(FRB)本部
【ワシントン共同】米労働省が18日発表した2022年12月の卸売物価指数は、モノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より6・2%上がった。上昇率は21年3月以来1年9カ月ぶりの低水準。市場予想6・8%を下回った。縮小は6カ月連続。22年11月(改定後)は7・3%上がっていた。
物価上昇率の鈍化が続いているのを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)は今月31日からの次回連邦公開市場委員会(FOMC)で決める政策金利引き上げ幅を0・25%とし、前回の0・5%から縮小するとの見方が強まっている。
12月のモノの価格は前年同月より8・0%上昇した。