2023.01.15 08:45
ツバキ370種600本、ハウスを土日祝日一般開放「心癒やしに来て」高知県北川村の橋本さん
「たくさんのツバキを知ってほしい」と話す橋本満也さん
「ツバキは育てやすくて毎年楽しめる」と、8年ほど前にホームセンターで1鉢購入したのが栽培のきっかけだ。たちまちその美しさに魅せられ、神戸の愛好家組織にも入会。穂木を譲ってもらい、大輪の花を咲かせるまでに育てた。
次第に鉢数が増え、自宅には収まりきらなくなったため、ミョウガなどを栽培していたビニールハウスに〝引っ越し〟。「1人で楽しむのはもったいない。見て喜んでもらいたい」と昨年初めてハウスを一般向けに開放した。
ツバキの大半は洋種だがワビスケなどおなじみの品種も。赤や白、ピンクの美しい花を咲かせており、今年は14日に一般開放を始めた。品種によって開花時期が異なるため、「何度も訪れてより多くの花を楽しんでほしい」と橋本さん。交配にも挑戦中で、「世界で一つしかない花を咲かせたい」とにこやかに話していた。
一般開放は3月26日まで。入園無料。開花状況は橋本椿園のインスタグラムやフェイスブックで随時情報提供する。問い合わせは橋本さん(090・5912・6608)へ。(植村慎一郎)