2024年 04月29日(月)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.01.15 08:45

ツバキ370種600本、ハウスを土日祝日一般開放「心癒やしに来て」高知県北川村の橋本さん

SHARE

「たくさんのツバキを知ってほしい」と話す橋本満也さん

「たくさんのツバキを知ってほしい」と話す橋本満也さん

 ツバキの花園にようこそ―。定番から、バラやカーネーションと見まがうような華やかな品種まで約370種600本のツバキが北川村野友乙のビニールハウスで育てられている。農業の橋本満也さん(65)=野友甲=が愛情を注ぐ花々。土日曜と祝日限定で一般に開放しており、「心を癒やしに来てほしい」とPRしている。

 「ツバキは育てやすくて毎年楽しめる」と、8年ほど前にホームセンターで1鉢購入したのが栽培のきっかけだ。たちまちその美しさに魅せられ、神戸の愛好家組織にも入会。穂木を譲ってもらい、大輪の花を咲かせるまでに育てた。

 次第に鉢数が増え、自宅には収まりきらなくなったため、ミョウガなどを栽培していたビニールハウスに〝引っ越し〟。「1人で楽しむのはもったいない。見て喜んでもらいたい」と昨年初めてハウスを一般向けに開放した。

 ツバキの大半は洋種だがワビスケなどおなじみの品種も。赤や白、ピンクの美しい花を咲かせており、今年は14日に一般開放を始めた。品種によって開花時期が異なるため、「何度も訪れてより多くの花を楽しんでほしい」と橋本さん。交配にも挑戦中で、「世界で一つしかない花を咲かせたい」とにこやかに話していた。

 一般開放は3月26日まで。入園無料。開花状況は橋本椿園のインスタグラムやフェイスブックで随時情報提供する。問い合わせは橋本さん(090・5912・6608)へ。(植村慎一郎)

高知のニュース 北川村 観光 自然・植物

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月