2023.01.14 20:10
森保監督ら重視データ説明 シンポジウムでW杯振り返り
日本―ドイツ 後半、同点ゴールを決める堂安(中央右)。GKノイアー=昨年11月、ドーハ(ゲッティ=共同)
日本サッカー協会主催の指導者向けシンポジウム、第13回フットボールカンファレンスが14日、横浜市内で開かれ、日本代表が16強入りしたワールドカップ(W杯)カタール大会で森保監督と反町技術委員長が重視していたデータを説明した。
一つは高強度のプレーにつながる時速20キロ以上のランで、反町委員長は「10%以上を目指してやってきた」と話した。1次リーグでドイツを破った試合が9・8%で最高だった。
もう一つは緊密な陣形で、スペインに勝った一戦が最もコンパクトだった。森保監督は「相手の嫌がる守備をして、奪った瞬間によりパスコースを持てた」と述べた。