2024年 05月13日(月)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.01.13 17:40

処理水の放出「春から夏ごろ」 漁業者理解、見通し立たず

SHARE

 東京電力福島第1原発の敷地内に並ぶ処理水の保管タンク=2022年8月

 東京電力福島第1原発から出る処理水について、政府は13日、海洋への放出開始を「今年春から夏ごろ」と見込むことを確認した。関係閣僚会議で放出に向けた行動計画を改定し、安全性確保や風評対策に引き続き取り組むとしたが、放出に反対する漁業者の理解を今後数カ月で得られる見通しは立っていない。


 東電の小早川智明社長は記者団に「まだ理解がしっかりと進んでいる状況にはない」との認識を示した。


 政府は21年4月、23年春ごろをめどに海洋放出を始めるとの基本方針を決定。東電は昨年8月、海底トンネルの掘削などに着手したが、完了が23年夏ごろに遅れる可能性があるとしていた。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N科学・環境

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月