2023.01.12 19:25
大雪、8道県で23人死亡 11~12月、高齢者8割超
総務省消防庁は12日、大雪が相次いだ2022年11~12月に、除雪作業中の事故などで死亡した人が8道県で計23人に上ったと発表した。9人だった21年11~12月に比べて大幅に増加した。
22年の死者23人のうち65歳以上の高齢者が20人で8割を超えた。状況別では雪下ろしなど除雪中の事故が17人で最も多かった。落雪で埋もれたのが3人だった。
都道府県別では、強い冬型の影響で12月中旬に記録的な大雪となった新潟県が6人で最も多く、次いで北海道5人、秋田3人、青森、山形、石川、愛媛がそれぞれ2人、広島が1人だった。
このほか重傷96人、軽傷は199人だった。