2023.01.12 18:22
東京、第2子の保育料無償化へ 23年度、卵子凍結助成も
東京都庁舎
東京都は12日、少子化対策として、都内に住む全世帯を対象に、2023年10月から0~2歳の第2子の保育料を完全無償化する方針を明らかにした。23年度当初予算案に関連経費110億円を計上する。また将来の出産に備えて健康な女性が卵子凍結をする際の一部費用を助成する制度も始める。
18歳以下の子どもに1人当たり月5千円を給付する事業では、1261億円を盛り込む。23年度当初予算案の少子化、子育て関連施策は総額約1兆6千億円に上り、22年度より約2千億円の増額となる。
都は、2人目以降の子どもを持ちやすくなるよう、国の助成制度を補完する形で独自支援を拡充する。