2023.01.07 16:49
神戸、震災追悼へ竹灯籠作り 思い込め文字入れ
阪神大震災の追悼行事に向け、思いを込めた文字が書かれた竹灯籠=7日午前、神戸市北区の「あいな里山公園」
1995年の阪神大震災の犠牲者を追悼する神戸市の「1・17のつどい」の会場で並べるため、同市北区の「あいな里山公園」で7日、地元のボランティアら約100人が竹灯籠を作った。「震災を忘れないでいたい」「亡くなった人が心安らかに眠ってほしい」との思いを込め、切り出した竹に文字を書き入れた。
午前10時過ぎ、集まったボランティアや高校生らが、被害の大きかった神戸の市街地に向かい黙とう。公園内から切り出した竹を切り分け、「安」や「想い」などと筆で記した。
この日完成した約240本の竹灯籠は、震災発生28年となる17日のつどいで灯がともされる。