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2023.01.07 11:04

新年祝い茶の湯でもてなし、京都 裏千家で「初釜式」

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 裏千家の「初釜式」で濃茶をたてる十六代千宗室家元=7日午前、京都市上京区

 茶道三千家の一つ、裏千家が本拠とする「今日庵」(京都市上京区)で7日、新年を祝う茶会「初釜式」が始まった。12日までに計約1400人をもてなす。昨年に続き、新型コロナウイルス対策で政財界の来賓は招かず裏千家の関係者に限定する。


 7日は十六代千宗室家元(66)が招待客を応接。会話もはずみ、和やかな雰囲気に包まれた。通常は一つの茶わんを出席者に回して濃茶を飲むが、感染対策のため1人ずつ別々の器で振る舞う「各服点」の様式とした。


 1席目の後、宗室家元は「昨日のように今日がやってきて、昨年のように今年がやってきたことがうれしい」と語った。

(c)KYODONEWS

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